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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻10号

1980年10月発行

文献概要

調査報告

足関節固定術の予後調査

著者: 武部恭一1 広畑和志1

所属機関: 1神戸大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.959 - P.965

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 高度の破壊があり,疼痛が強い足関節や麻痺足に対し,従来より足関節固定術が行われてきた.しかし足関節固定術の報告の多くは手術手技を中心に記載されており1,2,8,12〜14),関節固定が日常生活動作(以下ADLと略す)に及ぼす影響などについては十分に解明されていない.わが国においては欧米と異なる独自の生活様式をとるため,足関節固定は欧米に比べ,より多くの問題点を生じると思われるが,本邦における本手術の報告は少なく3,4,11),日本式生活におけるADL上の問題点も明らかにされていない.
 今回われわれは本院にて施行した足関節固定術患者の予後調査を行つたので,その成績を報告するとともにこれらの点についてものべる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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