icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻12号

1980年12月発行

文献概要

論述

J-O式プレートについて

著者: 田中潔1 伊丹康人1 吉田孝太郎1 布村成具2 肥後矢吉2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学整形外科学教室 2東京工業大学精密工学研究所

ページ範囲:P.1147 - P.1155

文献購入ページに移動
緒言
 骨折の観血的整復術には,多数の内固定法がある.なかでも,プレートは最もしばしば使用されており,従来から多くの臨床経験に基づいて,いろいろなタイプのものが考案されてきた.しかし,未だその固定力,骨に与える影響など,基本的問題に関する研究が十分になされているとは言い難い.
 この点に鑑み,当教室では数年前より,工学部の専門家の協力を得て,プレート固定法におけるいくつかの問題点,ならびに理想的なプレート固定法の条件,などについて検討してきた.その結果,慈大型(J-O式)プレートを開発したので,若干の考察を加えて紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら