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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻12号

1980年12月発行

文献概要

論述

頸椎後縦靱帯骨化症脊髄症に対する保存的治療の検討

著者: 冨永積生1 保野浩之1 生越英二1 馬庭昌人1 多原哲治1 村上哲朗1

所属機関: 1島根県立中央病院整形外科

ページ範囲:P.1163 - P.1171

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はじめに
 私共は本症に対し,進行性の症例に対しては,症状,椎管狭小度がいかんであれ,前方椎間固定術にて手術的に対処してきた.
 第1図の症例は45歳の女性で歩行不能,C2-3-4,C6-7の混合型骨化で,これらの部で椎間可動性は減少,とくにC6での骨化は椎管を60%も狭小させ,すなわち40%の狭小椎管となるも,椎間可動部のC4-5,C5-6間の固定で正常な歩行まで回復した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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