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臨床経験
頸髄砂時計腫を呈した悪性リンパ腫の1例
著者: 陶山哲夫1 林浩一郎1 矢吹武1 田淵健一1
所属機関: 1筑波大学医学専門学群臨床医学系整形外科
ページ範囲:P.1185 - P.1188
文献購入ページに移動脊髄砂時計腫は比較的まれなものであり,硬膜下腔および椎管の内外にまたがり,その脱出部で絞扼されて砂時計状をなすものをいう.
砂時計腫には神経鞘腫や神経線維腫などの神経性腫瘍が多いが,最近私達は頸椎部に発生した砂時計腫で,悪性リンパ腫と診断したまれな症例を経験したので報告する.
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