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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻12号

1980年12月発行

臨床経験

橈骨神経深枝が橈骨頭の背側へ圧排され,麻痺をきたしたMonteggia骨折の治療経験

著者: 西口健二郎1 矢部裕1 山口修1 彦坂一雄1 大久保和彦1

所属機関: 1名古屋保健衛生大学整形外科学教室

ページ範囲:P.1201 - P.1204

文献概要

はじめに
 Monteggia骨折は1814年Monteggiaにより初めて報告されて以来,本邦でも多数の報告がなされ,合併症として椀骨神経麻痺のみならず,尺骨神経麻痺,遅発性後骨間神経麻痺の報告もなされている.
 最近われわれは,前外方へ脱臼した橈骨頭の背側に橈骨神経深枝が転位し,同神経麻痺を呈した興味あるMonteggia骨折を経験したので若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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