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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻2号

1980年02月発行

文献概要

論述

脊椎奇形と合併する他の体部異常について

著者: 渡辺秀男1 加藤実2 太田和夫3 森竹財三4 小野村敏信5

所属機関: 1岐阜市民病院整形外科 2愛媛県立中央病院整形外科 3京都市立病院整形外科 4京都大学医学部整形外科学教室 5大阪医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.104 - P.114

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はじめに
 先天異常が複合して現れる事の多い事はよく知られている事実である.従つて先天性(後)側彎症例の診療においてもこの点は特に留意されるべき点であると思われる.しかし脊椎奇形と合併する他の体部異常の詳細についてはこれまでに必ずしも明らかにされていない.そこで我々は催奇物質を投与した母ratより得られた奇形椎を有する胎児について検索し,また自験および文献上に報告されている先天性側彎症例について合併異常の内容を検討した.更にその結果をもとに奇形椎と合併する種々の異常について発生学的な考察をも加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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