文献詳細
シンポジウム CTと整形外科
文献概要
はじめに
股関節疾患の病像を把握するにあたつてその病変の拡がりと関節の適合性を正確に診断することが必要であるが,従来の単純レ線検査では水平面における病像の把握が不充分であつた.我々は正常股関節および各種股関節疾患において,病変の特に前後方向への拡がり,大腿骨頭の寛骨臼による被履性あるいは適合性等に注目して水平断層横断所見を検討したので報告する.
股関節疾患の病像を把握するにあたつてその病変の拡がりと関節の適合性を正確に診断することが必要であるが,従来の単純レ線検査では水平面における病像の把握が不充分であつた.我々は正常股関節および各種股関節疾患において,病変の特に前後方向への拡がり,大腿骨頭の寛骨臼による被履性あるいは適合性等に注目して水平断層横断所見を検討したので報告する.
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