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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻5号

1980年05月発行

文献概要

シンポジウム 先天股脱の予防

先天股脱の予防—歴史・実証・実践・展望

著者: 石田勝正1

所属機関: 1京都大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.452 - P.460

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はじめに
 先天股脱の予防という言葉が,古くからしばしば用いられてきた.そして著者らも先天股脱の予防を強調している.それでは古くからいわれている予防と著者らの強調している予防とどこが異なるのか,これを明確にする必要がある.そのためには先天股脱研究の歴史を述べねばならない.ここに歴史をとりあげたのは先達の業績を単に回顧するためではなく予防についての考え方がどのような歴史的背景のもとで生れてきたかを説明するためである.
 第1図は,予防の考え方の変遷をシエーマにしたもので,この図を念頭に本文を読んでいただきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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