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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻6号

1980年06月発行

文献概要

論述

骨・軟部原発性悪性腫瘍に対する化学療法の効果とその問題点—特にVCR+MTX+ADR療法について

著者: 古瀬清夫1 森芳紘1 稲田治1 豊島良太1 森本兼人1 益永恭光1 明穂政裕1 前山巖1 龍原徹2 田渕二三枝2

所属機関: 1鳥取大学医学部整形外科学教室 2鳥取大学医学部付属病院薬剤部

ページ範囲:P.558 - P.574

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 骨・軟部原発性悪性腫瘍に対する従来の治療方法は骨原発性悪性腫瘍には切・離断術が,軟部原発性悪性腫瘍には摘出術が採用され,そのためにこれらの悪性腫瘍患者の多くは血行性に肺転移をきたして死亡している.
 近年,アドリアマイシン(ADR)やメソトレキセート(MTX)の抗癌剤が主として骨肉腫を中心にして使用されるようになり,その有効性が報告されている.しかしながら,それらの抗癌剤の効果は個々の腫瘍によつても異なり,また個々の腫瘍に対するこれらの抗癌剤の併用方法もいまだ十分な解明はなされていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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