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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻6号

1980年06月発行

文献概要

臨床経験

上肢における血管腫

著者: 米延策雄1 多田浩一1 栗崎英二1

所属機関: 1大阪大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.606 - P.610

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はじめに
 血管腫は頭・頸部に好発する他に,全身の諸組織内に発生することはよく知られている.また,上肢の軟部良性腫瘍の中でも比較的よくみられるものの一つである.このように罹患部位が多岐にわたるため,各科で扱われ,種々に分類されている,一般的には病理組織学的所見にもとづいた分類が用いられているが,腫瘍の浸潤度や予後の判定といつた面では必ずしも有用でない.
 われわれは,昭和36年より昭和53年までの18年間に,大阪大学整形外科において扱つた上肢血管腫37例を術後の機能を中心として調べ,成績に影響する因子について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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