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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻8号

1980年08月発行

文献概要

装具・器械

頸椎前方固定用開創器について

著者: 田島健1 高橋功1 山川浩司1 八子理1 坂本隆彦1 谷良久1 阿部三千男1

所属機関: 1福島赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.771 - P.772

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 頸椎前方固定法には,Smith-Robinson法3),Cloward法1,2)などの他,多くの変法が行われている.我々は,数年来,もつぱら,Smith-Robinson変法を行つている.
 また,頸椎前方固定用開創器としてClowardの頸椎用レトラクター等があるが,気管,食道等,頸部内側部を安全かつ充分におさえることができず,介助者を必要とするなど,不備なところが多々見られる.一般的には,頸椎の開創に際し介助者を必要とし,介助者自身,筋鈎にて開創を維持するのに苦労する事も多く,手術野が狭いため,時として力がゆるみ,そのためにair drillにて軟部組織を引つかけたりする危険性もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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