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臨床経験
滑膜切除術を施したRA手関節の経時的追究
著者: 牧野正晴1 東條猛1 村沢章1 羽生忠正1
所属機関: 1新潟大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.773 - P.779
文献購入ページに移動慢性関節リウマチ(以下RA)において,手関節が侵される頻度は高く日常生活動作(以下ADL)の障害を訴える患者は少なくない.このような患者に対して薬物療法を中心として,副子による固定,時にはステロイド剤の関節内注入等が行われた.それでも疼痛,関節の腫脹が続き,発症後半年以上経過している例に対して手術の適応ありと判断して手関節の滑膜切除術が行われてきた.この度我々は滑膜切除術後の経過について調査し,その一部は著者の一人である東条が第6回リウマチ外科研究会に発表したが,その後さらにレ線像の分析から若干の知見を得たので報告する.
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