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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻8号

1980年08月発行

文献概要

臨床経験

側彎症を合併したmultiple epiphyseal dysplasiaの2例

著者: 奥野徹子1 渡辺良之2

所属機関: 1久留米大学医学部整形外科学教室 2佐賀整肢学園

ページ範囲:P.786 - P.789

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 Multiple epiphyseal dysplasiaは多発性,対称性の骨端骨化障害,四肢短縮型の小人症,短指が特徴とされ,脊柱に関しては異常がないと諸家の報告に述べられている.私達は最近,上記の3主徴に側彎症を合併した稀なmultiple epiphyseal dysplasiaの2例を経験した.1例は男性で変形性脊椎症を伴いspondyloepiphyseal dysplasia tardaとの鑑別が困難であつた.さらに他の1例は女性で13歳より10年間の経過を観察することができたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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