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論述
悪性軟部腫瘍の予後と治療
著者: 姥山勇二1 後藤守1 山脇慎也1 加藤貞利1 石井清一2 佐々木鉄人2 薄井正道2 八木知徳2 井須和男2
所属機関: 1国立札幌病院整形外科 2北海道大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.22 - P.30
文献購入ページに移動悪性軟部腫瘍の予後は組織型によつて異なり,更に同一組織型においても予後に差がみとめられる.治療面では局所再発が多くみられ,手術方法によつても予後が異なるといわれている16).このような悪性軟部腫瘍の治療成績に影響をおよぼす因子を解明することは,今後治療を行う上で有益なことであり治療成績の向上にもつながる.今回,我々は四肢体幹に発生した悪性軟部腫瘍の予後に関与していると考えられる種々の項目について検討を行つた.
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