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シンポジウム 胸椎部脊椎管狭窄症の病態と治療
胸椎部脊柱管狭窄症に対する手術的治療法の適応と限界
著者: 藤村祥一1 樋口正隆1 中井定明1 渡辺俊彦1 満足駿一1 柴崎啓一1 大谷清1
所属機関: 1国立療養所村山病院整形外科
ページ範囲:P.51 - P.62
文献購入ページに移動胸椎部脊柱管狭窄症は頸椎部,腰椎部のそれに比して臨床上遙かに稀れな疾患であり,しかもその病態は未だ明確にされていない.
近年,本症に対する研究がすすめられつつあるが,その原因疾患が多岐にわたること,確定診断の下し難いこと,また治療上の問題点も多いことなどにより臨床上その対策に苦慮することがある.また本症に対する手術治療法も進歩にともない,良好な治療成績を期待しうることもあるが,ときに改善しえぬものもある.
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