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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻11号

1981年11月発行

文献概要

シンポジウム 特発性大腿骨頭壊死

大腿骨頭壊死に対する血管束移植

著者: 保利喜英1

所属機関: 1奈良県立医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.1063 - P.1072

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I.はじめに
 骨の虚血性変化に起因する疾病に対し,新たな血管系を直接導入し,治療しようと試みることは,極めて自然な発想に基づくものであると思われる.
 このような考えのもとに,基礎的実験2,3,4,7)を行い,血管束の移植により,壊死骨を再生できるという確信を得た.その実験結果を基盤として,大腿骨頭壊死,Perthes病,kienböck病,Preiser病,外傷後の距骨壊死などの治療に,また巨細胞腫や骨髄炎の掻爬後に生じた骨欠損部に対する骨移植の際に,血管束移植を臨床応用した5,6)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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