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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻11号

1981年11月発行

文献概要

シンポジウム 特発性大腿骨頭壊死

大腿骨頭壊死に対する回転骨切り術

著者: 杉岡洋一1 香月一朗1 佛淵孝夫1 范廣宇1

所属機関: 1九州大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1073 - P.1085

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I.大腿骨頭壊死治療に大腿骨頭回転骨切り術を考案した理由
 1.従来の治療法の批判
 1)保存的治療法:病巣が小範囲で荷重部が温存されているものや,極めて短期間に修復を完了する不完全虚血の例外的な症例5,8)を除いて免荷等の保存的治療では陥没等の変形の防止は不可能で,多くは関節不適合による不安定性と機能障害,疼痛を訴え二次性変股症へと進展する.牽引下においても関節面の陥没を防止し得ないことは臨床上よく遭遇する事例である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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