臨床整形外科16巻11号

1981年11月発行

シンポジウム 特発性大腿骨頭壊死

特発性大腿骨頭壊死，特に第III期に対するカップ関節形成術

著者： 広畑和志¹ 司馬良一¹

所属機関： ¹神戸大学医学部整形外科学教室

ページ範囲：P.1086 - P.1094

はじめに
　昭和41年から昭和56年までの15年間に特発性大腿骨頭壊死9例14関節にカップ関節形成術を施行した．追跡調査結果よりほぼ満足する成績を得たのでそれを紹介して適応や手技について若干の考察を加える．