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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻12号

1981年12月発行

文献概要

論述

膝関節固定術について

著者: 武部恭一1 竹田谷寛1 司馬良一1 広畑和志1

所属機関: 1神戸大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1145 - P.1152

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 炎症や外傷により破壊や疼痛が高度な膝関節あるいは著しい動揺膝に対し,従来より膝関節固定術がよい適応とされてきた.しかし強直によるADL上の不利な点は多く,今日では対象疾患の変化ならびに関節置換術の発達もあり,本手術の適応は以前とは異なり限られたものとなつてきている.
 本院では過去26年間に40症例に膝関節固定術を施行したが,今回それらの症例の追跡調査を行つたので,その結果をのべるとともに,本手術の問題点,また現時点での適応などについて考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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