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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻2号

1981年02月発行

文献概要

調査報告

側彎症学校検診実施上の諸問題

著者: 関寛之1 熊野潔2

所属機関: 1国立霞ヶ浦病院整形外科 2東京大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.191 - P.194

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はじめに
 昭和54年4月1日より学校保健法施行規則が改正され,脊柱側彎症の発見がいつそう強調されたが,実際に学校検診を行うとなると実施上多くの制約につきあたり,検診の具体的方法やシステムについては模索が続けられている段階である.
 検診を行ううえの制約として,第1に膨大な人数をスクリーニングしなくてはならぬ一次検診の方法の問題,第2に決定診断に必要なX線検査の施設の設定や,X線被曝の問題,第3にこれらの検診に要する費用の問題,第4に検診陽性者に対するアフターケアの問題などが大きなものであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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