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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻3号

1981年03月発行

文献概要

シンポジウムI Multiply operated backの心因性要因

Multiply operated backの精神科的要因についての対策とその問題点—3症例を中心にして

著者: 平林洌1 片山義郎2 丸山徹雄3 石田暉3

所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室 2慶応義塾大学医学部精神神経科学教室 3慶応義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.247 - P.253

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いとぐち
 腰痛疾患に対する保存的および手術的治療の成績は,病態の究明や手術手技の進歩によつて着実に向上しているが,その反面少数ながらも愁訴が持続し,予期したほどの改善をみない症例に悩まされることもある5,7).その結果として,ともすればmultiply operated back(MOB)に移行する危険性をはらむものとなつてくる.
 われわれはMOBをもたらす原因的事項について,腰椎疾患,わけても腰部椎間板症を主として,その診断上および手術手技上の諸問題,さらにはpsychogenicoverlayに関してすでに指摘してきた6)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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