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シンポジウムII Riemenbügel法不成功例の原因と対策
Riemenbügel法不成功例の原因とその対策—R. B.再装着例を中心として
著者: 植家毅1 高井康男1 鬼武義幹1 堀田厚志1 池田威2 舩橋建司2 高柳富士丸3 宗宮正典3
所属機関: 1名古屋市立城西病院整形外科 2名古屋市立大学医学部整形外科学教室 3愛知医科大学整形外科学教室
ページ範囲:P.267 - P.270
文献購入ページに移動われわれは,昭和48年10月以降Riemenbügel(以下,R. B.と略す)整復不能例に対して,一旦R. B.を除去した後に一定期間を経て再装着する方法を試み,その成績の一部は既に発表している.これら再装着例の病態と治療経過は,R. B.による整復のメカニズム,R. B.装着が股関節に及ぼす影響,さらには整復不能例への対策を考える上で多くの示唆を与える.以下,再装着法を中心に,R. B.法不成功例の原因と対策についての見解を述べる.
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