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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻4号

1981年04月発行

文献概要

特集 Multiply operated back

総括/再手術例の検討—術後成績を中心に—の部

著者: 片岡治1 中野昇2

所属機関: 1国立神戸病院 2札幌市中野整形外科

ページ範囲:P.337 - P.339

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 Multiply operated back(以下MOBと略す)の初回手術の術前診断は腰部椎間板ヘルニアであることが圧倒的に多い.他の診断名,たとえば腰椎分離・辷り症で脊椎固定術を行つた例のMOBとなるのは,仮関節形成などが主であろう.しかし,腰部椎間板ヘルニアの術後MOBの場合には,診断の誤り,手術適応の誤り,手術レベルの誤りといつた基本的ミスによるものから,術後の不安定性や神経根癒着,また,診断法であるmyelographyの合併症としてのクモ膜炎など,非常に多岐にわたる原因が考えられる.著者らの担当したセクションは,これらMOBの術後成績を中心に論ずべく計画されたものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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