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特集 Multiply operated back
腰部椎間板症手術後の術後ミエログラムの検討—再手術の適応決定のために
著者: 土方貞久1 持田譲治1 井口傑1 市原真仁1 山岸正明2 中山喬司3
所属機関: 1東京電力病院整形外科 2防衛医科大学校整形外科学教室 3国立水戸病院整形外科
ページ範囲:P.355 - P.364
文献購入ページに移動ヘルニアをはじめとする腰部椎間板症の術後成績不良例の症状は複雑であるためその原因の判定,対策には苦慮することが多く,いきおい脊髄造影,椎間板造影,硬膜外腔造影などの補助診断法に頼ることが多い.
しかるにひとたび手術侵襲をうけたのちはこれらクモ膜下腔,椎間板,硬膜外腔などにおこる変化はおおきく,上記の補助診断法の読影や,ひいてはその診断的価値も自ら異なるものとなる.
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