icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻5号

1981年05月発行

文献概要

症例検討会 骨・軟部腫瘍23例

症例16—多発性骨病変を示した症例

著者: 檜垣昇三1 仲田実生1 佐藤茂1 立石昭夫1 今村哲夫2 町並陸生2

所属機関: 1東京大学整形外科 2東京大学病理

ページ範囲:P.510 - P.513

文献購入ページに移動
 患者:39歳,女性.
 現病歴:昭和54年3月誘因なく,両手,両肘,両膝部の疼痛を覚え,徐々に痛みが増強するため,都立府中病院受診,多発性骨病変を指摘され,当科に紹介された.来院時検査所見では,血沈25mm/hと中等度の亢進を見,BUN 25.1mg/dl以外には著変を認めなかつた.X線所見では,左示指,中手骨,橈骨遠位端では,骨皮質の破壊が見られ,その他,両上腕骨外顆,両脛骨遠位端部に骨病変が見られたが(第16-1図),皮膚病変もなく,多尿眼球突出もなかつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら