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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻6号

1981年06月発行

文献概要

論述

Faces methodの医学的臨床的応用—第1報 股関節評価について

著者: 河野雅行1 木村千仭1 玉井達二1

所属機関: 1宮崎医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.552 - P.557

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 整形外科の分野においては,関節の機能評価は極めて重要な事柄であり,この評価に関するいろいろな試みが検討されている.例えば股関節については日整会基準6)やHarris4)の評価基準があり,これらの基準はpain,ROM,歩行能力,ADLなどそれぞれの項目を点数で表し,これらの総合点によって評価されるようになつている.これらの評価法はいずれも優れた方法であり,われわれも常用している.
 しかし,関節機能を評価する場合,幾つもの項目から成る多次元の変化を,わかり易い二次元的なものに移し変えて変化の特徴を明らかにし,また,観察者の直感に訴え得る方法を検討した.そこで今回は,Herman Chernoff1,2)が提唱したFaces methodをmodifyして,これを医学面の,特に関節機能への応用を試みた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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