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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻6号

1981年06月発行

文献概要

シンポジウム 腰部脊柱管狭窄—ことにdegenerative stenosisの診断と治療

腰部脊柱管狭窄に関する機能解剖学的検討

著者: 蓮江光男1 菊地臣一1 作山洋三2 伊藤司3

所属機関: 1日本赤十字杜医療センター整形外科 2福島県立医科大学整形外科学教室 3福島県立医科大学第一解剖学教室

ページ範囲:P.569 - P.576

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 腰部脊柱管の先天的狭小および後天的狭小化という病態は,前世紀末に既に気づかれ始めていたが,1954年Verbiest18)の論文以来注目されるようになり,数多くの研究が発表されている.近年人口の高齢化と相まつて,腰痛や坐骨神経痛の原因の一つとして,広く認識されるに到つた.
 われわれは腰部脊柱管狭窄に関連して,種々の面より機能解剖学的検討を行つて来た.その主な結果を,昭和55年度の日本整形外科学会におけるシンポジウム「胸・腰椎部脊椎管狭窄症の病態と治療」(その2 腰椎部)において発表した4)が,今回はこれらを中心に腰部脊柱管狭窄の形態学的側面について考察を加えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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