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シンポジウム 腰部脊柱管狭窄—ことにdegenerative stenosisの診断と治療
脊椎管狭窄症のCT像—脊椎管腔の数学的解析について
著者: 広瀬保1 橋本務1 川西康之亮1 松田英雄2 有田清三郎3
所属機関: 1呉共済病院整形外科 2大阪市立大学医学部整形外科学教室 3川崎医科大学数学科
ページ範囲:P.577 - P.585
文献購入ページに移動脊椎疾患に対するCTの有用性については,多数の研究者15,19)の報告があるが,その定量的解析は少ない.われわれは第53回中部日本整形外科災害外科学会(1979)において,種々の方法を駆使して,腰椎晒骨標本で脊椎管腔の計測の基礎的検討を試み,この解析が可能であることを発表した.この実験結果を踏まえて,臨床所見およびX線像から脊椎管狭窄症と診断した症例に対して,X線像におけるJones値に相当するindexをCT画豫から求めるべく,その定量的解析を試みた.
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