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臨床経験
掌蹠膿庖症に伴つた骨変化
著者: 千葉勝実1 柳沢正信1 福田茂1 渡辺秀樹2 高橋若子3 渡部裕子3
所属機関: 1福島県立医科大学整形外科学教室 2公立岩瀬総合病院整形外科 3福島県立医科大学皮膚科学教室
ページ範囲:P.695 - P.699
文献購入ページに移動掌蹠膿疱症(以下PPPと略す.—第1図—)に胸肋鎖骨間部の異常を伴うことは1967年に佐々木8)が報告して以来相次いで報告され決して稀なものとはいえなくなつた.一方胸肋鎖骨間部以外(たとえば仙腸関節,脊椎など)に骨変化を伴つたとする報告は少ない.私達は過去10年間に骨変化を伴つたPPP患者を8例経験しており再調査により興味ある結果を得たので報告する.
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