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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻9号

1981年09月発行

文献概要

論述

骨軟部腫瘍に対するRI-Angiographyの診断的応用について

著者: 山本日出樹1 井上駿一1 有水昇2 梅田透2 高田典彦3 油井信春4 曽原道和5

所属機関: 1千葉大学医学部整形外科 2千葉大学医学部放射線科 3千葉県がんセンター整形外科 4千葉県がんセンター核医学科 5成田赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.812 - P.821

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はじめに
 四肢の骨軟部腫瘍に対するangiographyは,1950年Dos Santos4)により手技として確立され,現在では腫瘍の悪性度の判別,進展範囲の決定など,腫瘍の病態診断に不可欠な検査となつている9,17).しかし,ヨード造影剤による組織刺激性,連続撮影時の比較的多い放射線,あるいは検査手技自体の侵襲性の高いことなど,いくつかの臨床利用における問題点を残している.
 近年に至り,イメージング装置の発達とともに,心血管系や脳循環系などの各領域でRI-angiographyが臨床応用されるようになり1,2,10),非観血的かつ非侵襲的な手技で有用な情報が獲得されており,その診断的価値は高く評価されつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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