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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科16巻9号

1981年09月発行

文献概要

手術手技 私のくふう

仙骨部褥創に対する点状遊離皮膚柱植皮術の応用

著者: 見松健太郎1 杉浦晧2 蟹江純一3 笠井勉4

所属機関: 1愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所 2刈谷豊田病院整形外科 3厚生連加茂病院整形外科 4愛知県心身障害者コロニー中央病院整形外科

ページ範囲:P.855 - P.859

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はじめに
 褥創をmyocutaneous flapにて覆う良い方法が最近脚光を浴びている4).筋肉および豊富な皮下組織がクッションの役割を果たし,再発の危険が少ない点,有用な手術方法であろう.しかし比較的手術侵襲が大きく輸血も必要であり適応としない症例も多い.
 皮膚科領域でバイオプシーや植毛術に使用されているトレパンを用いて褥創に全層遊離植皮術を応用してみた.手技が簡単で皮膚の生着率が良いのでその手技を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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