icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科17巻10号

1982年10月発行

文献概要

論述

Segmental spinal instrumentationとその考察

著者: 井上駿一1

所属機関: 1千葉大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.966 - P.983

文献購入ページに移動
 脊柱に対する後方からのinstrumentatin surgeryとして1960年以来のHarrington手術が標準術式として依然広く用いられているが,最近第2の方法としてメキシコのLuqueらによるsegmental spinal instrumentation(SSI)が登場し,現在北米を中心として盛んに応用されつつある8〜12)優れた着想の手術であり,今後わが国でもこの手術を用いる人が次第に多くなって来ると思われるので,以下本手術の紹介と現在迄の千葉大学におけるいささかの経験を述べ,あわせて文献上の成績の大要を記し,皆様の御参考に供したいと考える.
 Luque segmental instrumentationはメキシコのDr. Luque9)により1975年以来行われるようになったもので,1976年Scoliosis Research Societyではじめて公表され,その後術式に幾度か工夫が加えられた.本術式の普及にはテキサス大学などのAllen1,2),Wenger15,16),Herring5)らによる所が大きい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら