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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科17巻10号

1982年10月発行

論述

下肢におけるcompartmental syndromeの合併症について

著者: 菊地臣一1 星加一郎1 奥津一郎1 五百木勉1 松井達也1 岩波正陽1 蓮江光男1

所属機関: 1日本赤十字社医療センター整形外科

ページ範囲:P.995 - P.1001

文献概要

はじめに
 下肢における阻血性拘縮においては,急性期における適切な治療如何がその機能的予後を決定すると言っても過言ではない.しかし,急性期に阻血性変化の程度,その阻血性変化が可逆性なのか不可逆性になっているのかを的確に判断するのは必ずしも容易ではない.我々が現在まで直接検診し得た下肢の阻血性拘縮は51例である.このうちcompartmental typeは22例を占める.22例中3例に重篤な合併症を経験したので反省点を含めて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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