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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科17巻10号

1982年10月発行

文献概要

論述

Cefamycin系抗生物質の骨皮質および骨髄内への移行濃度について

著者: 井川譲1 林雅弘1 高柳誠1 浜崎允1 佐本敏秋1 須田昭男1 大島義彦1 渡辺好博1

所属機関: 1山形大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1003 - P.1009

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 近年,整形外科領域において人工関節置換術が広く行われるようになり,以前にもまして手術時の感染予防の観点から,抗生物質投与の意義に関心が払われるようになってきた.しかし,これら抗生物質の骨移行の動態についての報告は少ない.
 われわれは,骨・関節感染症の治療という目的から,できるだけ新しい,広範囲の菌に作用する抗生物質として,Cefamycin系抗生物質であるCefmetazole(CMZ)を使用し,血清中の濃度と骨皮質,骨髄中濃度との関係および臨床症例について検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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