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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科17巻12号

1982年12月発行

文献概要

論述

脊柱側彎症に対するanterior instrumentation surgery—114例の経験と成績

著者: 大谷清1 西川雄司1 長谷斉1 中井定明1 藤村祥一1 満足駿一1 柴崎啓一1

所属機関: 1国立療養所村山病院整形外科

ページ範囲:P.1207 - P.1216

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 脊柱側彎症に対するanterior instrumentation surgery(以下AISと略す)のそもそもの歴史は,1964年Dr. A. F. Dwyerの発表が嚆矢となることは有名である1,2).その後1975年,Dr. K. ZielkeはDwyer法を改良した方法としてVentrale Derotations-spondylodese(VDS)を紹介している6).この間AISは十数年間の歴史のもとで急速の進歩をもって普及してきた.今日,この手術はほぼ完成されたといっても過言ではないと思う.
 我々は1973年4月にDwyer instrumentation(以下DIと略す)の第1例を施行した5).以来1981年末までに114例のAISを経験してきた.10年足らずの短い経過であるが,この間に我々の経験のみをみても確実な進歩がみられてきた.自験114例の成績を評価し,我々の本手術に対する変遷をたどってみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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