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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科17巻12号

1982年12月発行

文献概要

検査法

経皮的血中酸素分圧測定法

著者: 河井秀夫1 露口雄一1 行岡正雄1 多田浩一1

所属機関: 1大阪大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1235 - P.1238

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はじめに
 末梢循環動態測定には,皮膚色の観察,皮膚温の測定,プレチスモグラフィー,流速検知法(電磁血流計,超音波血流計)などがある.それぞれの方法は,主観的なこと,反応時間の遅いこと,測定部位が限定されること,簡単にできないことなど一長一短がある.
 われわれはHuchら1)が開発した経皮的血中酸素分圧測定法に注目し,末梢循環動態の把握に有用であることを認めたので紹介する.本法は未熟児の酸素療法および呼吸管理のために開発され,重症治療室(ICU)などでも一般的なモニター法として使用されてきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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