文献詳細
文献概要
臨床経験
非蝶番型人工膝関節(Total Condylar Knee)置換術用骨切除ガイドの考案と使用結果
著者: 木下勇1 森本博之1 岩崎一夫1 田岡博明1 井形高明1 長岡勇2 成瀬章2
所属機関: 1徳島大学医学部整形外科学教室 2徳島市民病院整形外科
ページ範囲:P.144 - P.147
文献購入ページに移動人工膝関節置換術はhinge型における問題点の検討から,1970年代に入ってpolycentric型,geomedic型,Freeman-Swanson型,Kodama-Yamamoto型などをはじめ多種多様のnon-hinge型が相ついで開発,報告されてきた.そして現在では特殊な症例を除けば適応の第一選択にはnon-hinge型が採用されるべく意見の一致をみている.
これらnon-hinge型人工膝関節の適応に当っては,手術手技の細部では個々の機種によって異なる点もあるが共通せる重要なポイントは的確な骨切除にもとづく下肢alignmentの調整にある.
掲載誌情報