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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科17巻2号

1982年02月発行

文献概要

臨床経験

四肢麻痺発作と寛解をくり返した頸部硬膜外血管腫の3例

著者: 中村敬彦1 蛯谷勉1 本間隆夫1 安川敬一郎1 中村滋1 羽場輝夫1 間庭芳文1 八木和徳1 五味淵文雄1

所属機関: 1新潟大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.181 - P.187

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 急激に四肢麻痺または対麻痺をきたす疾患の中でも,硬膜外血管腫は比較的まれで,特に頸椎部に発生した硬膜外血管腫の報告は,国外では散見されるが11,14,16),本邦での報告は著者が調べ得た限りでは蒲原の1例のみである.今回われわれは四肢麻痺発作と寛解を繰り返す症例を,angiography,myelographyにて診断し,en-bloclaminectomyにより椎弓とともに血管腫も摘出し,組織学的に硬膜外血管腫と確定しえた3例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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