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論述
肘関節のdisplaced fat pad signについて
著者: 西島雄一郎1 山崎安朗1 東田紀彦1 村本潔1 石野洋1 山本雅英1 佐々木雅仁1 岡田正人1 谷和英1
所属機関: 1金沢医科大学整形外科学教室
ページ範囲:P.212 - P.219
文献購入ページに移動肘関節のdisplaced fat pad signは肘関節付近の骨折の診断上,軟部組織の変化を示す重要なレ線上のsignである.特にレ線上判読困難な骨折の診断においてはdisplaced fat pad signの存在を常に念頭においてレ線像を読影する必要があると思われる.
本邦においては,fat pad signの重要性は十分認識されているとは言えず,成書2,9)においても本signについて詳述されてはいない.
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