文献詳細
臨床経験
文献概要
はじめに
脊髄硬膜外膿瘍は比較的まれな疾患であり,近年化学療法の進歩によりその頻度は減少してきてはいるが2),早期発見,早期治療を逸すると,神経症状を残すことも少なくない3,4,11).
今回,われわれは,頻回の硬膜外ブロックで発症したと考えられる亜急性脊髄硬膜外膿瘍の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
脊髄硬膜外膿瘍は比較的まれな疾患であり,近年化学療法の進歩によりその頻度は減少してきてはいるが2),早期発見,早期治療を逸すると,神経症状を残すことも少なくない3,4,11).
今回,われわれは,頻回の硬膜外ブロックで発症したと考えられる亜急性脊髄硬膜外膿瘍の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
掲載誌情報