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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科17巻4号

1982年04月発行

特集 脊椎分離症・辷り症

総括/特別セッション 腰痛・坐骨神経痛の評価法

著者: 井上駿一1

所属機関: 1千葉大学医学部整形外科

ページ範囲:P.317 - P.320

文献概要

 今回の研究会では特別セッションとして「腰痛・坐骨神経痛の評価法」がとりあげられた.すでに頸椎症性ミエロパチーに対しては日整会案が広く用いられ共通の物指しで術前・術後の評価ができている点でその果す役割は大きい.
 腰痛疾患は腰痛・坐骨神経痛という自覚症状が大きな部分を占める点で評価法はむつかしいがしかしその必要性は切実である.疼痛・就労状況より判断する従来のいわばグローブな判定法に対し桐田,土方,中野,田島その他の諸氏によりそれぞれ独自に工夫された評価法が出されているが尚一般的ではない.今回の研究会において片岡会長より脊椎外科研究会として一定の基準案を作成すべきであるという意向がありこの特別セッションが組まれた次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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