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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科17巻5号

1982年05月発行

文献概要

論述

骨腫瘍切除術と機能再建

著者: 濱田秀樹1 青木康彰1 中嶋洋1 姜武1 栗崎英二1 小野啓郎1 水島哲也2

所属機関: 1大阪大学医学部整形外科学教室 2大阪警察病院整形外科

ページ範囲:P.424 - P.432

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 骨腫瘍の外科的療法は組織学的診断,部位,腫瘍のひろがり,年齢,初発か再発か,原発性か続発性かによって,腫瘍の切除方法,機能再建方法は異なってくる.良性腫瘍では,機能温存を重視し,悪性腫瘍では,腫瘍根治を主眼とした手術が行われている.近年,診断技術,生体材料,化学療法の長足な進歩によって,骨腫瘍の治療も大きく変りつつある.広範囲なあるいは再発性の良性腫瘍に対してはより根治的な手術が可能となり,high-grade malignancyに対してはradical en bloc resection,reconstructionが可能となってきている6,16,25)
 ここではわれわれが経験した症例を中心として,骨腫瘍(脊椎を除く)の切除術,機能再建術について検討を加えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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