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文献概要
学会印象記
第16回Scoliosis Research Society meetingから
著者: 山本博司1
所属機関: 1高知医科大学整形外科学教室
ページ範囲:P.621 - P.624
文献購入ページに移動学会は例年のごとく3日間にわたり,約400名(member 186名,guest 193名)の参加があり盛会であった.Scoliosis Research Society(以下SRSと略す)の現状を簡単に紹介する.本会は1966年に創設され,アメリカ合衆国,カナダ領国の専門医がActive fellowsとして運営してきている.Active fellowsは現在179名であり,11名のEmeritus fellowと14名のHonorary membersがいる.このHonorary membersには,1977年に日米側彎症合同会議を開催した山田憲吾名誉教授も含まれている.SRSはアメリカ,カナダにとどめることなく,広く国際的立場から研究,治療の情報を交換し,発展させるため,世界29ヵ国から70名のCorresponding membersが選ばれており,毎年,世界各地からのspecialists authoritiesが集い,学問の進展に大きな役割を果たしている.わが国からも,6人がCorresponding membersとして加わり,活躍している.
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