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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科17巻9号

1982年09月発行

文献概要

臨床経験

カルチノイド腫瘍の脊椎転移に対して観血的治療を施行した1症例

著者: 安川幸廣1 原田征行1 近江洋一1 森山明夫1 林篤1 藤哲1 川嶋順蔵1 中野恵介1 坪健司1 西尾美栄子1 松本健一2 大熊達義3

所属機関: 1弘前大学医学部整形外科学教室 2弘前大学第2病理 3弘前大学第2内科

ページ範囲:P.923 - P.926

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 カルチノイド腫瘍は,欧米諸国に比べて本邦ではかなり頻度が少なく,また本腫瘍の80%は悪性であり,肝,肺,骨などに転移するとされている.
 最近われわれは,気管支カルチノイドの脊椎転移による脊髄麻痺をきたした極めて珍しい症例に観血的除圧を行い著しい改善を示した1例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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