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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻1号

1983年01月発行

文献概要

論述

悪性軟部腫瘍の術後照射について

著者: 姥山勇二1 後藤守1 山脇慎也1 井須和男1 桜井智康2 晴山雅人2 西尾正道2 酒匂健2

所属機関: 1国立札幌病院整形外科 2国立札幌病院放射線科

ページ範囲:P.4 - P.11

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はじめに
 悪性軟部腫瘍の治療にあたって留意しなければならないことのひとつに,局所再発の防止がある1).外科的治療においては,腫瘍の周囲健常組織を含めて腫瘍を除去する広範囲切除術が,局所再発の防止や四肢の温存の面からも好ましい術式である1,9,12).しかし現実には,主要血管,神経などの関係から広範囲に切除ができない場合もしばしば経験する.広範切除ができず,局所再発が懸念される手術例に対し我々は,術後に放射線治療を行い再発の予防を行った4).今回我々が行っている悪性軟部腫瘍の術後照射について,その結果ならびに問題点について報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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