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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻10号

1983年09月発行

文献概要

論述

頸髄の急性損傷と慢性圧迫—人脊髄微細血管造影について

著者: 新宮彦助1 木村功1 那須吉郎1 塩谷彰秀1 益永恭光1

所属機関: 1山陰労災病院整形外科

ページ範囲:P.909 - P.916

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はじめに
 人脊髄の急性損傷と慢性圧迫の病理像をmicroangiographyをもちいて比較し,前脊髄動脈や前中心溝動脈,脊髄内の細動脈の分布状態を観察し,脊髄組織壊死範囲との関連を検索し,脊髄循環状態にどのような形態的な差があるかを観察しようと試みた.動物実験では多くのmicroangiography研究が報告されているが,人の損傷脊髄や脊髄症のmicroangiography研究報告は少ない.両者の疾患の死亡例について,剖検時micropaqueを注入し,脊髄病理について検索したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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