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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻10号

1983年09月発行

文献概要

論述

骨肉腫の肺転移に対する治療法—とくに開胸手術の意義について

著者: 梅田透1 高田典彦1 保高英二1 沢田勤也2 関保雄2 石田逸郎2 桑原竹一郎3 遠藤富士乗4 藤田正4

所属機関: 1千葉県がんセンター整形外科 2千葉県がんセンター呼吸器科 3千葉県がんセンター病理 4千葉大学整形外科

ページ範囲:P.917 - P.927

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はじめに
 近年,骨肉腫に対する治療成績はAdriamycin(ADR),High dose Methotrexate(HD-MTX)を中心とする系統的全身化学療法の効果により著しい向上を示しつつある14).しかし一方,全身化学療法に抗して治療経過中,肺転移の出現をみることは多く,また多くの骨肉腫患者も肺転移により死亡している.我々は骨肉腫治療成績のより一層の向上には整形外科の立場からも肺転移巣に対する治療,とくに開胸手術についての正しい認識をもち,その適応と評価を行うことが重要と考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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