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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻10号

1983年09月発行

文献概要

臨床経験

培養検査陰性の術後感染症

著者: 和田野安良1 林浩一郎1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系(整形外科)

ページ範囲:P.991 - P.996

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 Clean orthopedic surgeryにおける術後感染は,その手術結果に重大な影響を与えるため感染防止に種々の努力が払われてきた,抗生物質の登場により,術後感染の問題が改善されたことは明らかであるが,現在でも整形外科領域での術後感染症の報告は諸家により,多少差異あるものの,多くは1〜3%と言われている3,5).しかし,予防的抗生物質の投与が広く行われている今日において1),術後感染症も大いに変貌をとげている6,7,9).今回,我々は術後感染症と診断し,再手術を行ったが,術中細菌培養陰性であった3例につき検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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