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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻10号

1983年09月発行

文献概要

臨床経験

骨肉腫の皮下組織への転移について

著者: 石田俊武1 大向孝良1 田中治和1 増田宗義1 伊東貞直1 奥野宏直2 石川博通2 高見勝次2 宋景泰2

所属機関: 1大阪市立大学医学部整形外科 2日生病院整形外科

ページ範囲:P.997 - P.1002

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 骨肉腫の転移については,従来より,血行性に,殆んどの症例で肺または胸膜に発生し,骨・リンパ節へは少なく,肝・腎などの内臓諸臓器には極めて稀であると言われてきた3,5,7).しかし近年施行されるようになってきた制癌剤の多剤大量投与は,骨肉腫の転移の様相を変えつつあるとの報告もみられる7).著者らも,現在までにあまり記載のされていない皮下組織への転移2)を発生したと思われる2症例を経験したので,考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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