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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻11号

1983年10月発行

文献概要

シンポジウム 四肢軟部腫瘍

軟部腫瘍の診断—特に術前診断上の血管造影,CTの価値について

著者: 中馬広一1 篠原典夫1 増田祥男2

所属機関: 1国立福岡中央病院整形外科 2九州大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1037 - P.1045

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はじめに
 軟部腫瘍は,安易にmarginal incision,open biopsyが行われやすく,再発または悪性の診断で急いで追加広範切除を施行する場合が多い.しかし,治療成績の向上のためには,注意深い症例の検討及び治療計画を立てて,安易な摘出,生検を避けることが重要である.現在の放射線診断機器では,組織診断まではとても望めないが,補助的診断法として治療計画を立案する上で大きな位置をしめていると考えられる.今回は,主に血管造影法とcomputed tomographyの所見を整理し,その有効性と限界について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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